こんにちは。
アニメ大好きyosshisshi(よしっし)です。
今回はアニメ【女神のカフェテラス】あらすじとアニメレビューです。
2024年にはアニメの第2期の放映も予告されています。楽しみですね。
Contents
あらすじ
どこかの海辺にある古びた喫茶店。そこには女神様がいるらしい。
東大生の隼はケンカ別れした祖母が営んでいた喫茶店【Famila】に3年ぶりに戻ってきました。
亡くなった祖母に替わって、喫茶店を駐車場に建て替えようと。
自宅に帰省した隼の前に現れたのは、見知らぬカワイイ5人の女の子。
【おばあちゃんの家族】と名乗り喫茶店で生活していました。
喫茶店【Famila】で、隼と女の子たちの同居生活が始まります。
アニメ情報
第1期放映日 2023年4月7日~ 全12話
原作 瀬尾 公治(講談社 「週刊少年マガジン」連載)
監督 桑原 智
シリーズ構成 大知 慶一郎
脚本 大知 慶一郎 / 森田眞由美
キャラクターデザイン 野口 征恒
制作 手塚プロダクション
主題歌
オープニングテーマ 音莉飴「運命共同体!」
エンディングテーマ 佐藤ミキ「ドラマチック」
劇中歌 鳳凰寺 紅葉(CV:瀬戸麻沙美)「Inserted Song」
登場人物
粕壁 隼(かすかべ はやと) CV:水中 雅章
東大現役合格の18歳。喧嘩別れした祖母が営んでいた喫茶店【Famila】を取り壊して、駐車場にしようと考えていたが、ひょんなことからFamilaの2代目マスターに。
ぶっきらぼうで物事を冷静に捉える性格だが、根はやさしくおばあちゃん想い。
大学を休学して1年でFamilaの立て直しを決意。おばあちゃんと一緒に住んでいた5人の女の子をアルバイトとして雇い、家族として喫茶店を立て直していく。
小野 白菊(おの しらぎく)CV:和嬉 あず未
【Famila】のキッチン担当。家事全般を得意とし、特に料理の腕はプロ級。おとなしめで周りを気にした性格の大学2年生
アルコール耐性がなく、除菌シート程度でも酔っぱらう。酒に酔うとド淫乱のドスケベ女豹変し、さらに極度のニオイフェチのド変態というオマケ付きだが、酔っている時の記憶は一切ない。
月島 流星(つきしま りほ)CV:山根 綺
チャラ目の外見で白菊と同じ大学に通う2年の女子大生。【Famila】ではムードメーカーで接客番長。
優れたコミュ力は天性のものと思いきや、実は・・・
鶴河 秋水(つるが あみ)CV:鈴代 紗弓
唯一の高校生で【Famila】の最年少。空手部所属で将来の夢は正義の味方。かなりアホで天然キャラ。調子にのってよく失敗することも。「世界の平和とこの家の女の子はわたしが守る~」
鳳凰寺 紅葉(ほうおうじ あかね)CV:瀬戸 麻沙美
外見キツめで性格もクールな19歳のフリーター。【Famila】ではおばあちゃんからコーヒーの淹れ方を教わったNo1バリスタ。ガールズバンドでボーカルをしている。
幕澤 桜花(まくざわ おうか)CV:青木 瑠璃子
19歳のファッション専門学生。将来はデザイナーになるのが夢で、【Famila】の制服もデザイン。隼とは犬猿の仲で、しょっちゅうケンカに発展。
粕壁 幸子(かすかべ さちこ)CV:伊倉 一恵
【Famila】の前オーナーで隼の祖母。故人。早くに子供夫婦を亡くし、小さかった隼を引き取って二人暮らしをしながら【Famila】を営業。周囲からの人望が厚く、隼が2代目として【Famila】をオープンする際には、商店街の皆さんがおばあちゃんに世話になったと協力をしてくれた。5人の女の子たちも、それぞれおばあちゃんには助けられていた様子。そんなおばあちゃんには隼に秘密にしていた事があって・・・。
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各話ストーリー<以下ネタバレ注意>
第1話 『ファミリア』
18歳の現役東大生、粕壁 隼は亡くなった祖母が経営していた喫茶店兼実家の【Famila】を畳むために3年ぶりに戻ってきました。家の中でどこから手を付けようかと考えていると、誰かを呼ぶ声がして、目の前に下着姿の女の子が現れます。驚いた隼は、その場から逃げるが家の中には見知らぬ女の子たちが5人。空き巣に間違われた隼は、空手部の秋水の一撃を食らってその場に崩れ落ちるのでした。
5人の女の子は去年から喫茶店でバイトをしており、おばあちゃんに家に住んでいい、家族だと思ってくれと言われていました。おばあちゃんの葬式も隼不在の中、5人が見送ったのでした。
高校に入る前に喧嘩して出ていった隼は、役所から連絡が来るまでおばあちゃんが亡くなった事も知らなかったのでした。
喫茶店を畳んで駐車場にしようとする隼。5人は追い出されないように色仕掛けを画策します。
隼は風呂場でおばあちゃんとのやり取りを思い出します。東大に入って金持ちになり、クソみたいなやつらを顎で使ってやると息巻く隼に、そんな人間のほうがよっぽどクソだと返すおばあちゃん。
就寝の隼の部屋に、酒に酔った白菊が積極的に迫って来ました。流星の策略で白菊を酔わせて手を出そうとしたところを動画に撮影する計画でしたが、何も知らない秋水に隼が撃退されてしまい・・・。
翌朝、駐車場にするための打ち合わせでFamilaに取り壊し業者がやってきます。業者がFamilaの看板に手をかけると、劣化から看板が外れ落ちてしまします。それを見ていた隼は、Familaの初めてのオープンを思い出していました。Familaはスペイン語で家族という意味であり、お店に来るお客さんは皆家族だと幼い隼に話すおばあちゃんのことを。
5人は隼がお店の事をどうでもいいと思っていないことを悟ります。
桜花は昼食にピラフを作って隼に持っていきます。おばあちゃんから唯一教わった料理と聞いて、隼は涙をこぼしながら味わうのでした。そして隼は決心します。
東大を1年間休学し、Familaを経営することに。5人の女の子たちも、各々理由はあれどFamilaに残る事を選択します。
果たして5人はFamilaを救う女神か、それとも貧乏神か?
第2話 『おばあちゃんとの約束』
一緒に生活をすることになった隼と5人。早速隼が家事の分担を提案するも5人の反応はイマイチ。そんな中、お店を掃除していた隼は古びたコーヒーミルを見つけ、おばあちゃんのことを思いだします。古臭いから買い換えたほうが良いと提案する隼に、おばあちゃんはこのメーカーのミルが一番美味しく豆を挽ける、ばあちゃんのお気に入りだと。
ミルを掃除しようとする隼に、おばあちゃんが大切にしていたミルなので乱暴に扱わないようにと白菊が声を掛けます。ごはんができたから呼びに来たという白菊に、後で食べるという隼。白菊は強い口調で隼に言いました。『それはダメ、ごはんはみんなで食べるの。』
白菊はごはんは家族で一緒に食べる事をおばあちゃんと約束していたのでした。
Familaをいきなりオープンさせるのは危険と考えた隼は、予行練習をすることに。料理はともかくコーヒー位マスターが淹れられないと、と言い彼女たちに自分が淹れたコーヒーを出します。隼は子供の頃からおばあちゃんがコーヒーを淹れる姿を何度も見ており、習ったことはないものの、見様見真似で手際よくコーヒーを淹れます。コーヒーの知識を彼女たちに語る隼でしたが、味の反応はまずい、薄い、風味がない、苦いだけと散々です。
夕飯後も隼は店でコーヒーを淹れていましたが、おばあちゃんの淹れたコーヒーには近づきません。そこで紅葉が淹れたコーヒーを一口飲んだ隼は、おばあちゃんのコーヒーの味だと驚きます。紅葉はおばあちゃんからコーヒーの淹れ方を教わっており、隼は紅葉からコーヒーの淹れ方を教わることに。
隼は流星とFamilaのオープンに向けて、取引先に挨拶周りをすることに。取引先でぶっきらぼうに挨拶する隼に対して、流星は高いコミュ力で相手と親しく話しています。新しいことを始める時は、神社にお参りに行けとおばあちゃんに言われたと言い、最後に神社に寄るという流星。チャラチャラした感じで神社にお参りとは意外だと言う隼は流星からお世話になる人にはちゃんと誠意をみせろと言われます。おばあちゃんのお店を再開する覚悟がなくてガッカリだと流星に言われた隼はハッとします。Familaを開店し続けていく覚悟がばあちゃんにはあった。
神社を後にする二人ですが、流星は一人呟きます。「隼くんかぁ。上司としても男としても頼りないなぁ。」
彼女の手には【恋愛 仕事の関係から発展する】と書かれたおみくじがありました。
第3話 『開店!』
ことあるごとに喧嘩に発展するの隼と桜花。流星から桜花と仲良くするように言われた隼だが、隼自身も良好な関係を築いておかないと営業に支障が出る事を承知していました。桜花は単純だから褒めたらいいと紅葉からアドバイスを受け、褒めるところを捜す隼だがなかなか見つかりません。
風呂が沸いた事を伝えに桜花の部屋に行った隼。そこではメイドコスチュームに身を包んだ桜花が動きをチェックしていました。またしても喧嘩になりそうな中、なんとか衣装が可愛くて凄いと無理やり褒め言葉を発した隼。そんな隼の予想に反して桜花は喜んで嬉しがっています。衣装は桜花がデザイン・手作りでそれを褒められた事がうれしかったという桜花。将来の夢はデザイナーで服飾系の専門学校に通っていました。おばあちゃんから隼の事を『口が悪くて素直じゃないが、嘘だけはついた事がなかった』と聞いていたのでした。
開店準備が整い隼と彼女たちの信頼関係も深まって、Familaは営業を翌日にひかえていました。皆で盛り上がる中、秋水がおとなしく明らかに様子がおかしい。そんな中、隼は彼女たちに給与を渡します。開店前ですが、出所は高校からコツコツやっていた株でした。
浜辺でこれからの事を考える隼。彼女たちとこんなに早く馴染めて良かったと呟く隼の背後からなんでだと思う?と問いかける秋水。隼はおばあちゃんが彼女たちに自分の事を話していたことを思い出し、おばあちゃんのおかげだと思いますが、秋水は全部私のおかげと言い切ります。
でも、大切なものは簡単に壊れてしまう。もしそれが私のせいだったら・・・ごめんね・・・と意味深な発言をした秋水。
部屋に戻った隼の目の前には、破壊されたPCとスマホが・・・。
秋水がダンベルを持ちながら、お茶を運んでそのままダンベルを落として・・・
そこに隼が買っていた株が不祥事で大暴落というニュースが。売ろうにもPCが破損してどうにもできない状況のまま、株は大暴落。
こうして預金資産ゼロの状態でカフェテラス【Famila】はオープンを迎えるのでした・・・。
開店初日は5人全員が桜花の仕立てた衣装で店に立っていました。5人が同じ格好でインパクトがあり、それも狙いでした。隼が淹れるコーヒーもお客さんに評判がよく開店の出だしは好調です。そんな中、おばあちゃんが喫茶店経営の為にお金を借りた不破という男が店にやってきました。隼は昔から不破の事を知っており快く思っていなかったが、彼女達も隼のいなかった時期によくおばあちゃんをいじめていたと不破の事を知っていました。不破は隼を席に呼び、おばあちゃんの事を愚弄します。耐えかねた隼は拳を振り上げるも、それは我慢ならなくなった5人が不破に襲い掛かるのを止めるためでした。『すみませんね。今朝からゴキブリが1匹うろちょろしていて、それが不破さんの足元にいたようです。』露骨な言い訳をする隼に対して、不破は白菊のスタートを捲り上げて『バイトの教育も出来んのか、こんなチャラチャラした服まで着せて、女郎屋かぁ。』
咄嗟に隼は不破の腕をつかみ上げて、セクハラで訴えるのを勘弁してやるから気が変わらないうちに帰れと詰め寄ります。周りのお客さんの加勢もあり、不破はおとなしく帰っていきます。隼から言われて、店先に塩をまいていた白菊が呟きました
『でも、隼くん。15年前と全然変わってないね。』
第4話 『桜まつり!』
Familaのオープンから1週間、少ない客足に隼は焦っていました。株の大暴落による運転資金不足がさらに不安を煽ります。そこで隼はFamilaの営業とは別に桜まつりへの出店を土日限定で計画します。桜まつりで新メニューを目玉とした仕掛けを考えていました。
隼と一緒に新メニューに着手する白菊。香りを良くするためにリキュールを使ったクッキーを試作します。料理が得意な白菊に、どこかで習ったかと尋ねる隼。好きになったきっかけは、子供の頃に父親と一緒に入ったお店ですごく良い匂いがした事といい、またしても隼に抱き着き絡んできました。リキュールが気化して白菊は酔っぱらっていたのです。
桜花は桜まつり用の新コスチュームを試作していました。フリルを増やして、桜の花びらをカチューシャに仕立てていました。新しいコスチュームを秋水が試着してとても好評です。将来は正義に味方になりたいという秋水。カチューシャの桜をミサイルみたいに飛ばせないかと真顔で桜花に相談します。そこに白菊に追われた隼が助けを求めにきて、カチューシャを取り上げ半裸の白菊の胸を隠します。ここに悪者がいたねぇとハモる桜花と秋水。秋水の一撃で隼は飛んでいくのでした。
おばあちゃんと一緒に考えた春っぽいクッキーのレシピがあるという紅葉。結果的にこのレシピで新メニュー提供をするのでした。
桜まつりに出店した隼たち。新メニューとして桜クッキーも販売しています。町内会のみんなに協力してもらい、店舗の出店スペースを確保してもらいました。桜まつり初日は桜花と秋水と隼の3人で運営していましたが、コスチューム作りで寝不足の桜花はブースでうとうと。目を覚まそうとお手洗いでしゃっきっとする桜花は強面の男3人組とぶつかってしまいます。桜花を強引にナンパする3人に隼が割り込み、店前で騒いでいるところを町内会のみんなに助けられて3人を追っ払います。
翌日、桜まつり会場ではFamilaのブースがゴミだらけに。昨日の3人のうち1人はおばあちゃんがお金を借りていた不破の孫のようで、他でもやりたい放題でした。他のブースに迷惑をかけないようにと隼は店を引き上げます。しかし隼は別の策を考えていました。おばあちゃんがFamilaを開店する前に使っていたリヤカーを桜花がデコレーションして移動営業をするというものです。「カフェテラスFamila零式」と名付け、流星にSNSを通じて出店要請に対応する発信をしてもらます。
このアイディアが功を奏してFamila零式は大繁盛。最大の課題である補給線も、秋水の体力で本店から往復という力技で解決したのでした。
営業を終え3人はリヤカーを引いて撤収しています。そこに例の3人と出くわし、隼は殴られてしまいます。隼が殴られた瞬間に秋水が一撃のもとに二人を粉砕。隼はこのルートで3人に出くわすことを想定し、最初から正当防衛からの撃退を考えていたのでした。しかし補給線の影響で疲れがでた秋水はしゃがみこんでしまうものの、秘密兵器のカチューシャミサイルで一人残った不破の孫を目つぶしによる撃退に成功。3人は秋水の強さにビビッて逃げ出そうとしますが、さらに隼は追い打ちをかけるように最強は伝説の女総長、狂犬の桜花さんだと言い放ち、二度とちょっかいを出されないように仕向けます。わざわざ殴られなくてもいいという桜花に、黙って見てたらリヤカーが壊されてしまう。せっかく綺麗に飾りつけたのに指一本触れさせるかよという隼。それを聞いた桜花はドキッとします。
夜道に桜の花びらが舞っていました。
第5話 『定休日』
桜まつり以降、Familaは連日繁盛しシフトが二人だと厳しい日が続いていました。そんな中、流星は大学が早く終わったとヘルプに入ったり、夜遅くまで宣伝を兼ねてSNSに投稿するなど誰よりもFamilaの為にと努力していました。隼は流星にただのバイトなのになんでそこまでするのかと聞きます。流星はFamilaがありのままの自分でいられる場所であり、救われたと言います。お店を守るためには、自分に出来ることは何でもしておばあちゃんがいた頃よりもっとお客さんが来るようにしたいと言う流星。隼は気遣いも込めて普通で良いし、時給以上の事もしなくていいと伝えます。流星は過去になにかあったようで、『頑張ることが恥ずかしいのか』とか『誰も助けてくれない』などと言いますがそれが何を意味するか隼にはわかりません。生活の面倒をみるから好きなことをしていいと隼に言われて、過去におばあちゃんに同じように言われたことを思い出して流星は涙が零れてきました。隼の事が少しずつ頼りになる存在に感じて、おみくじの事を考える流星でした。
店の上り調子を切らさないために、新しいことを考えようとする隼。彼女たちに意見を聞きますが、紅葉は店の事はマスターに任せるといって自分にもやることがあると出かけます。紅葉はバンドでボーカルをやっており、店の定休日はライブをしているとの事ですが、紅葉が教えたがらないのでみんなもどんなバンドか知りません。
店のオーブンの調子が悪いと白菊に言われた隼は、定休日に市内へオーブン購入に出かけました。信号待ちで紅葉のライブが楽しみという女の子たちの会話を耳にして、隼も内緒でライブハウスに行きます。ライブハウスではステージで活き活きと熱唱する紅葉と大勢のファンで盛り上がっていました。
ライブ終了後にバンドメンバーからごはんを誘われる紅葉ですが、夕飯は家族で食べると断り、一人帰路につきます。そこで隼に声をかけられて驚く紅葉。帰りの電車で、音楽はただの遊びでなんだっていいと言う紅葉に、遊びで人の心を動かせない、少なくとも俺の心は動かせていると購入したCDを見せる隼。紅葉は自分のやっている事を隼に認められて嬉しそうにしていました。
また別の定休日、隼はコーヒーフィルターなどの買い出しに出かけていました。彼女達5人でトークに盛り上がっていると、このまま店を続けられたらどうなるかという話になります。みんなもいつまでもここに入れるわけではないしと。『新しいバイトを雇うか結婚して奥さんと・・』白菊の発言でみんなハッとします。隼との結婚なんてないという桜花、流星。考えたことがないという白菊。ごはん分けてくれるから好きという秋水に対して、紅葉はアリだと答えてからのなんちゃって。
第6話 『2か月!』
隼はトーストサンドをメニューに加えようと白菊と試作に励みます。距離が近い二人を見て、流星もトースト作りに参加。白菊が試作しているハムのトーストサンドはちょっと古いから生ハムやパストラミのサンドを推す流星。白菊と流星のサンドバトルが開始されました。出来上がったサンドを食べずに自分の失敗したサンドを食べ続ける隼。おなか一杯でもう食べられないと、二人のサンドを一口も食べずにその場を後にします。白菊も流星も自分が作ったサンドを美味しいと言って欲しかったのですが、隼はどちらを選んでも角が立つ選択をあえて避けたのでした。
隼は桜花から最近秋水の様子がおかしいと相談を受けます。たしかに最近、秋水の元気がないように感じた隼は紅葉に変わった事がなかったかを尋ねます。紅葉から秋水が空手の大会で負けた事を聞いた隼は秋水本人と話します。試合に負けた原因が本気で波動拳を撃とうとしてスキを突かれたと聞いて呆れた隼と桜花でしたが、話すことで元気を取り戻した秋水。やる気を出してダンベルを持ち上げたところ、またしても隼のPCが・・・
繁盛が続いているFamilaですが、なんだか白菊が上の空です。気にかけた隼が白菊に近づこうとすると、秋水も皿を落として割る始末。流星にヘルプを頼んだ隼ですが、用事があると断られます。それならば桜花や紅葉ならと声をかける隼ですが、桜花や紅葉からも断られてしまします。結局手助けを得られないまま、その日の営業を終えた隼。白菊も秋水も翌日の準備もせずに上がってしまいます。店が順調だから最近たるんでるんじゃないかと思った隼でしたが、すぐに自分の考えが間違っていると気づきます。桜花も紅葉も今日はシフトに入っていません。流星にも時給以上の事をしなくて良いと言ったのは隼です。翌日の準備は白菊が気を使ってやっていた事。部活がある秋水に無理言って平日出てもらっていました。雇用主である隼とバイトである5人。家族ごっこしていたことに甘えていたと思う隼です。なあなあで生活をするのは良くない。他人ということをはっきりさせようと自宅に戻る隼。その目の前にはマスター就任2か月を祝う彼女達の姿が。流星がサプライズをとみんなを巻き込んで部屋を飾ってました。白菊も手作りのご馳走とケーキを準備していたため、いつもと様子が違うのでした。隼に私たち家族がいられる場所を作ってくれてありがとうと感謝を述べる彼女達。
盛り上がるパーティーの中、紅葉のスマホが震えます。電話の主は紅葉の母でしたが、電話を終えた紅葉はなんだか暗い表情をするのでした。
第7話 『アタシの1年』
普段は他人を褒めない紅葉が最近はみんなの事を褒めたり、なにか感じが変わったような。そんな紅葉に隼は唐突に店を辞めるつもりかと尋ねました。紅葉は家庭の事情ということで今週末には出ていこうとしていました。隼は一つだけ頼みがあるといい、明日の定休日にデートしてくれと言います。
雨が降る翌朝、町の喫茶店で隼は紅葉にドリップの仕方を聞いていました。こんな話は店ではできないという隼。デートと言いましたが、実際は店で1番のバリスタである紅葉から、店をやめる前にコーヒーについて色々聞こうとしていました。
4人は自宅で二人がどこにいったのかと詮索しています。帰宅した隼と紅葉ですが、玄関から入らずに店から入って紅葉にコーヒーを淹れてもらいながら話します。自分が実家に帰ることを細かく聞かない隼に家族ごっこだからやっぱり興味がないかと言う紅葉。家族だったら何でも聞くのか?と隼が返します。たとえ家族でもその人が決めたことを尊重するという隼。
紅葉の実家は200年以上続く名家で貿易商をやっているが、父親が早くに他界して跡取りが紅葉だけでした。そのため会ったこともない結婚相手も決まっていて早く家に入れと言われていました。1年だけやりたいことをやらせてくれとバンドやバイトなどをやらせて貰ったが母親から帰ってくるように催促の電話がかかって来たのでした。十分好き勝手やったのでそれでもいいかと思ったという紅葉。事情は分かったが、思ってもいないことを言うなという隼。そのとき、こっそり話を聞いていた4人が飛び出してきます。紅葉は、ずっとここに居たい、バンドだって続けたいと本心を告白。涙ながらに隼に助けを求め、隼もそれに答えるのでした。
紅葉の母とFamilaで対面する隼と紅葉。隼は紅葉が母親に言いたいことがあるから聞いてくれないかと言い、隼から何かを伝える気は無いようです。母親の前ではうまく話せない紅葉。何を言っても母親に論破されてしまいます。だまって聞いていた隼でしたが、なんで何も言い返さないと紅葉に尋ねます。このままではどう考えても連れ戻されると。なんとかしてくれるんじゃなかったのかと言い返す紅葉に、『グダグダうるせぇ、誰の人生だよ、親の目を見て反論の一つも出来ないやつをなんで助けてやらなきゃならねぇんだ』と切り返す隼。『お前がやってきた1年は何だったんだ、そんな半端は覚悟なら全部やめちまえ』それを聞いた紅葉は心を決めます。
紅葉は母にコーヒーを淹れます。コーヒーの美味しさの半分は豆の質だが、もう半分はバリスタの腕で決まります。それを彼女から教わったという隼。紅葉は自分の1年だと母にコーヒーを出します。母がコーヒーを飲もうとするその瞬間、隼は母に『どんなに美味しいコーヒーを淹れても、それを飲む人の心がここにあらずでは意味がない、今だけは味に集中してほしい』と。
コーヒーを飲んだ母が自分も昔は外交官をやっていてとても充実していた事、自分と紅葉は違う事、しかし紅葉がやりたい事もなくただ時間だけ過ぎていく様をみて、それならば会社にいれたほうが良いと考えた事を語りました。母親は紅葉を認め、好きなように生きなさいと。
紅葉の母から、店主の名前をまだ聞いていなかったと言われ名乗る隼。名前をきいて不思議なご縁もあるものと妙に納得する紅葉の母親とそれを不思議がる隼。そのときこっそり話を聞いていた4人が飛び出してきます。隼のおかげでFamilaに居れるようになったと紅葉から聞いた4人ですが、功労者の隼を踏んづけていて・・・。
母親から帰りがけに見合いの話を断わっておく旨を聞いて、結婚相手くらい自分で見つけると答える紅葉。ライバルが多くて大変そうだけど鳳凰寺家の女なら勝ち取りなさいという母の言葉を聞いて、照れながら必死で否定する紅葉。それを見てすぐ顔に出るからわかりやすいと母に言われて・・・。
第8話 『海の家!』
いよいよ夏本番で、隼は海の家をやろうと言い出します。海の家に向けて新しいメニュー、新しい制服やHPリニューアルなどやることが盛りだくさん。白菊は新メニューとしてスイカパフェを考案試作。スイカパフェの宣伝用写真を撮影し、ついでに制服の5人が海辺で戯れる写真もアップした隼。みんな楽しそう。
海の家、シーサイドカフェFamilaがオープンしました。新コスチュームも好評、スイカパフェも人気で海の家は盛況です。忙しい中、紅葉と隼が二人でアイスコーヒーの淹れ方の話しているのが気になる流星。イライラしながら二人にあたる流星でしたが、その瞬間床に崩れ落ちてしまいます。
夢の中でなにかにうなされる流星でしたが、はっとした瞬間、目が覚めると隼に抱き着いていました。どうやら軽い熱中症のようです。隼にあやまる流星でしたが、さすがに取り乱したという隼の言葉を聞いて、少し素直になる流星でした。
隼が海の家にもどった部屋の中で、一人何かを気に掛ける流星が・・・
第9話 『流星と、その過去』
体調が戻って海の家Familaに復帰した流星は、白菊から隼がかなり焦っていたことを聞いて少し嬉しそう。お礼をしようと隼のもとに向かう流星でしたが、隼は客である若い女の子達に囲まれて連絡先を教えてなどのアプローチを受けていました。女の子達を追い返す流星に体調は大丈夫かと問う隼でしたが、流星は気安く話しかけるなと一蹴。
海の家Familaは、流星の接客のおかげで大盛況です。対人接客術に長けた流星を見てどこかで習ったのかと隼は白菊に尋ねます。大学ではいつもあんな感じで流星の事を嫌いな人はいないが、あまり自分の事を話したがらないと白菊は言います。大学3年の白菊に就活しなくていいのかと聞く隼。あてはあるという白菊ですが、何かを話そうとして何でもないと話すのをやめてしまいます。そのとき、秋水から例の桜まつりの3人が来ているから追っ払っていいかと相談を受けます。例の3人は流星にちょっかいをかけていたのでした。それを見た隼は秋水に撃退使命を与え、秋水はあっさりと3人を撃退します。お礼を言う流星に、隼から流星を助けるように言われたと伝える秋水。隼が流星の心配したら悪口言われたと落ち込んでいたと伝えるとニヤリとして嬉しそうな流星でした。
午前中の雨があがり、誰もいない貸し切り状態のビーチで5人は海水浴を楽しんでいました。隼は一人、いつもの埠頭で釣りをしながらいろいろ想いを巡らせていました。そこに紅葉が声を掛けます。新曲ができたこと、ラブソングにしたという紅葉は隼に歌詞を聞きたいかと迫りますが、秋水のイタズラで隼は海へダイブ・・・。
海の家FamilaはSNSで話題性も高く流星の接客の良さもあって今日も盛況です。そこに大変評判の良い店員がいるとのことで取材をさせて欲しいとテレビ局のスタッフが訪ねてきます。担当の野村という男性と挨拶する流星。野村は流星を見て流星の過去を思い出します。流星はその昔、だれもが知っている天才子役という過去がありました。突然自分の過去を暴露された流星は、その場から逃げ出してしまうのでした。
流星は両親の為に子役の仕事を頑張っていましたが、仕事熱心な母親と流星を心配する父親は離婚し家族はバラバラに。それを機に流星はテレビから姿を消したのでした。
夜の海辺で一人佇む流星に、隼が声を掛けます。子役は結局使い捨てで自分の代わりはいくらでもいる、何の意味もなかったという流星に、社交性は努力で身に着けた渡世術で結果的にFamilaは流星の社交性で成り立っているし、これからも必要だと感謝する隼に流星は救われるのでした。
第10話 『桜花と橘花』
海の家Familaに普段と雰囲気が異なる桜花がやってきます。いつものようにおちゃらける秋水に、まじめに働くように厳しく物申す桜花。秋水は突然のことで泣き出し逃げ出してしまいます。逃げだした秋水は本店で桜花に泣きつき・・・桜花が本店に居ることにも驚きます。そこに海の家に来た桜花がやってきて秋水はパニック。もう一人桜花は双子の妹、橘花でした。
橘花の目的は両親に頼まれて、なかなか帰ってこない桜花の様子を見に来たのでした。デザイナーになると家を出た桜花でしたが、男一人と女5人の住み込みのバイトをしている事に呆れます。桜花の家は祖父母の代から東大卒の名門で、桜花も両親から期待されていましたが、結局ファッションの道へ。桜花以外の4人と隼は偏見から橘花に酷く言われますが、耐えかねた桜花が橘花の頬を一打。これにより姉妹は仲互いをしてしまいます。桜花は自分が好きなことをしているために橘花が東大進学を選んだと考えて、引け目を感じているのでした。
仲互いから桜花は仕事にも集中できません。夜も自室で双子で仲睦まじかった昔の記憶を思い出していました。そんな桜花に隼が声をかけます。本店に橘花が変装して来た事、仲直りをしたかったんじゃないかと。明日は休みをやるから仲直りしろと。
桜花と橘花は本心をちゃんと言葉で伝えあいます。橘花は東大受験したのも自分の意志だと言い、桜花もぶった事を謝って橘花は大事な妹だと伝えます。桜花と橘花はちゃんと仲直りができたのでした。
部屋で仕事をしている隼の元に桜花がごはんだと声を掛けます。初めて見た橘花を桜花と間違わなかったのは何故かと隼に問う桜花。Familaで一番桜花が愛情深い、そんな桜花が家族に酷い態度はとらないと言う隼の言葉にドキッとする桜花。隼も店の事を馬鹿にされても怒らないのは心が広いと少しは隼を見直しましたが、そんな桜花に隼は言います。
『ちゃんと妹に、俺が東大生だと言ったか?しかも現役合格だ。あいつは学歴で俺の事を馬鹿にしたからな』
・・・小っさ。
第11話 『恋の花火』
夏も終わりが近づいてきました。海の家Familaも客足が鈍ってきて隼は海の家の店じまいを考えていると、紅葉がアイスコーヒーを淹れて隼の部屋を訪ねてきました。なにやら思惑がありそうな紅葉に女心が一番わからないと返す隼。遠まわしで意味深な発言で隼に迫る紅葉。結局ストレートな伝え方はしなかったものの、紅葉なりに隼に想いを伝えたのでした。隼の部屋から出てくる紅葉の背中を白菊がそっと見ていて・・・。
家のお風呂が壊れてみんなで銭湯に行くことになりました。銭湯までの道すがら、隼に接する流星の態度を見て紅葉は流星の気持ちを察します。
銭湯では町内会のメンバーと一緒になります。そんな中、女湯では和菓子屋のおばちゃんから隼と一緒に暮らしていてどうなのかと問われる5人。好きになったりしないのかと言われ、紅葉、流星、白菊がハッとします。桜花は少し照れながら否定します。白菊はのぼせたからとお湯から出ていきます。紅葉が流星に隼のことをどう思っているのかと直接問いかけます。流星ものぼせたといいお湯から出ていきます。そんな流星に紅葉は自分は隼の事を男として好きだし、隼にも好きって伝えたと言いました。
銭湯の店先で集合した6人。流星は明日の朝食当番は自分だと言い、買い物してから帰ると言います。夜も遅い事から隼もついていくことに。
買い物を終えて家路につく二人ですが、流星は銭湯での紅葉の言葉が頭から離れません。そのことで隼の問いかけに反応が遅い流星に隼は秋水に内緒といって自販機でドリンクを買ってあげます。紅葉の告白に隼がどう答えたかが気になって、隼との会話も上の空。自分も隼の事を好きだと改めて認識します。家の玄関に入ろうとする隼の袖をつかんで流星が言います。『わたし、隼くんのこと、好きになったみたい・・・・・なんて急に言われたら困るよね。なに言ってんだろう私。』それに対して隼は『困りはしない。普通に嬉しい。ただ仮にそうだとしても、今は店もどうなるかわからないし、そんな事を考えている余裕は・・』それを聞いた流星は上機嫌で、嬉しいならそれでいいと言って一人部屋に戻ってしまいます。
営業が終わったある日、最期のお客さんを見送った流星が振り返ると隼の後ろから身体を密着させてコーヒー抽出を教える紅葉。わざと必要以上に身体を密着させる紅葉に隼も戸惑っています。それを見ていた流星は怒りをあらわに。流星と紅葉の不穏な空気に隼はコーヒーフィルターを買ってくるとそそくさと退散。わざとあおってくる紅葉に流星は自分も隼の事が好きだと宣言します。そこに学校を終えた秋水が帰ってきて二人に泥団子を渡し落として割ったほうが負け、それで喧嘩はおしまいと仲裁に入ります。自分の気持ちを伝えてくれた流星に紅葉は謝ります。流星は言いたい事があっても言わず、自分だけ隼に好きと伝えているのはフェアじゃないと思って、紅葉はわざと流星をあおったのでした。お互い本音で話した事でわだかまりが解けたようです。
一方、買い物に出た隼は町で通行人が喫茶店で美女が私のほうが好きだと言い争いしているとの話を耳にして自分のせいだと店に急いで戻ります。大急ぎで店に戻った隼は『俺のことで喧嘩をするのはやめろ、今はそんなつもりはないと』言います。喧嘩なんかしていないという紅葉、流星。そこで秋水が(二人に渡した泥団子の事を)これはただ落とすだけの勝負で、どっちが勝ってもただの遊びだと言います。それを聞いた隼はこれまでの事を思い出して、全部二人に遊ばれていたと勘違いして泣き叫びながら店から出ていきました。
流星は『私、もう遠慮しないからね』と紅葉に言います。それを聞いた紅葉も『私もそのつもりだよ。』
夜中、トイレに起きた隼は白菊がばあさんの部屋で何かを捜している姿を目にするのでした。
第12話 『二つの出会い』
隼は店を代表するような新メニューを提供することを発案します。桜花にはどうせ白菊ちゃんに丸投げするんでしょと馬鹿にされますが、紅葉は隼のその姿勢は好きだとわかりやすいアプローチ。それを見ていた流星も黙っておらず隼は頼りがいがあって好きだと。しかし落とすだけの勝負と秋水に言われた事が頭から離れない隼はその手には食わないと一蹴。前回の銭湯で、紅葉が隼に好きだと伝えたと流星に話していたことを側で聞いてしまった白菊は複雑な表情を浮かべていました。
隼と白菊は新メニュー作りに取り掛かります。将来的に白菊がいなくなることを考えていた隼ですが、隼の想いを聞いて私たちは家族だといって不機嫌になる白菊。白菊の機嫌を損ねて新メニュー開発に協力してもらえなくなるため、ひとまずずっとここに居ていいと謝る隼。
白菊の協力でさつまいものタルトの試作が完成しますが、白菊から恋愛とかあったんじゃないかと尋ねられます。思い当たる節がある隼ですが、質問に答えず白菊こそどうなんだと逆に質問します。白菊は隼の胸にすり寄って、一番初めに隼のことを好きになったのは自分だと言います。がメニュー作りで使っていた除菌シートのアルコールでまたもや酔っ払い・・・。
隼と白菊は新メニューの材料買い出しに買い物に出ていました。帰りに魚屋のおじさんと和菓子屋のおばちゃんと会った隼は新メニューのアイディアを尋ねます。実は桜まつりの時、珍しいメニューを出していたことを隼は覚えていたのでした。魚屋のおじさんは隼のおばあさんに教えてもらったといい、さすが三ツ星レストランのシェフは言うことがちがうと言いかけたところで和菓子屋のおばちゃんに急に話を遮られます。何を思ったか、咄嗟に隼の手をとってその場を立ち去る白菊。隼は白菊になにかばあさんのことを知っているのかと問います。白菊が毎晩ばあさんの部屋で何かをしていることを問う隼に白菊は昔のことを回想します。
白菊が子供の頃に父親と初めてFamilaに来た時のことでした。隼のおばあさんはスペインでレストランの料理人していました。白菊の父親はその時の弟子で、今回日本で自分の店を出すことを報告に来たのでした。ちょうどそこに隼が帰ってきて、おばあさんに悪態をついていなくなってしまいます。白菊はおばあさんから二人分のアイスをもらって隼を捜していました。店にもいない隼を店の外に探しにでた白菊は、入口でつまずいてしまい持っていたアイスを落としてしまいます。すると落したアイスは店の前に居た不破の靴に落ちてしまい、不破は激怒。一方的に怒鳴りつける不破にフリーズしてしまう白菊でしたが、掃除中だからそこに居たら危ないと不破にホースで水をかける隼に助けられたのでした。
初めて会った日の事を隼に話した白菊でしたが、隼はまったく覚えていませんでした。どうして話してくれなかったと問う隼におばあちゃんが料理人をやっていたことを隼に秘密にするためだという白菊。料理人をやめた理由を隼に秘密にすることをおばあちゃんと白菊は約束したのでした。白菊の話を聞いて、隼はおばあさんが料理人をやめた理由は自分のせいだと考えました。
みんなが居間で前回海でとった写真を見て盛り上がっている頃、隼は一人おばあさんについて調べていました。43歳で渡西、15年間総料理長を務めたスペインのレストランは三ツ星を獲得。オーナーシェフとしてレストランの出店を予定していたが完成直前に建築工事を打ち切り帰国。両親を交通事故でなくした隼を引き取って喫茶店Familaを始めたのでした。帰国してレストランを出さなかったのは自分が邪魔したからだと呟く隼に、そんなことはないと白菊は言います。隼は自分の考えを述べます。三ツ星シェフなら出資者も沢山いるが、出店場所が東京の一等地とかになると、この広い家で自分一人になる。ここをレストランにしても流石に自分も気づく。自分がばあさんの夢を奪ったと。
白菊はおばあちゃんに一度だけ料理をやめたことに後悔がないかを聞いたことがあると隼に伝えます。おばあちゃんは後悔なんてない、隼と過ごした12年は幸せだった。日々成長している隼の姿をみていることが楽しい。隼が生きがいだと。
白菊はおばあちゃんが亡くなったとき、もし隼が戻ってきてこの店を始めたら全力で支えることを心に決めたのでした。
その話をまたしてもみんな聞いていて、大号泣・・・・
机の上には、海で楽しそうにする制服姿の5人の女神達の写真がありました。
時はながれてある夏の日
中学生の女の子が元気よくただいまーといって帰ってきました。そこに隼がきて女の子は隼のことをパパと呼んでいます。それに対して、お父さんか先生と呼ぶように言う隼。どうやら娘に勉強を教えているようです。女の子は机にあった1枚の写真をみてこれってママだよねと言います。部屋を片付けていたら出てきたという隼。いつママのことを好きになったのかと聞かれる隼ですがドキッとして昔すぎて忘れたと。
時が戻って、定休日に6人でピクニックにきていました。白菊もおばあちゃんとの約束を隠しておく必要が亡くなって隼の彼女候補に。そこで初めて白菊以外にも他に隼のことを好きな人がいることがわかった桜花と相変わらずマイペースな秋水。白菊がまたまたワインを飲んでしまい・・・ドタバタで幕を閉じるのでした。
アニメレビュー
ハーレムもの。1期の最終回で隼は特定の一人と結婚して、お互いの間に設けた女の子が登場するシーンがあるものの、隼が誰と結婚したかは明かされていません。髪色や印象などでいろいろ考察はできますが、アニメ1期の時点では決定打はありませんね。
個人的な好みでは流星がイチオシです。流星の魅力はなんといっても卓越したコミュ力と、献身的に努力する姿勢です。見た目はチャラいけどすごくしっかりしているギャップも素敵です。
1期終了時点で紅葉、流星、白菊の3人が自分の想いを隼に伝えています。桜花と秋水は今のところ恋愛感情はありませんが、一番恋愛から遠い秋水がこの後どのように気持ちが変わっていくのか楽しみです。
主題歌『運命共同体!』は、妙に中毒性のある楽曲とOPアニメーションがマッチして5人の女神達がとても可愛く、イキイキと描かれています。
23年8月31日までアニメの舞台となった神奈川県三浦市のスタンプラリー行ってきました。
市内のスタンプポイントにCVサイン入りパネル設置されていましたのでパチリ。
*あみちゃんだけ撮影漏れ~
隼、紅葉、白菊、流星の恋愛関係の行方は?
桜花、秋水はどのようにかかわってくるのか?
シーズン2が楽しみです。