こんにちは。
アニメ大好きyosshisshi(よしっし)です。
アニメ 『よふかしのうた』
アニメ第2期の制作決定が発表されました。楽しみです。
あらすじ<introduction>
中学2年生の夜守コウは、告白してきた女子をふったことが原因で彼女の友達に責められ、何もかもが嫌になり不登校になっていた。ある日、不眠症になっているコウは、初めて誰にも言わずに深夜に一人で外に出る。
昼間とは違う「誰もいない世界」に心地よさを感じる中、コウは吸血鬼である七草ナズナと出会い、ナズナに血を吸われてしまう。だが、血を吸われても吸血鬼になるわけではないと言う。コウは吸血鬼になりたいと頼むが、それには『吸血鬼に恋をする』ことが必要だった。
こうして、コウは『ナズナに恋する』ために毎日夜ふかしをして、ナズナや吸血鬼たちと交流することになるのであった。
アニメ情報
原作:コトヤマ(小学館『週刊少年サンデー』)
監督:板村 智幸
チーフディレクター:宮西 哲也
脚本:横手 美智子
キャラクターデザイン:佐川 遥
音楽:出羽 良彰
美術設定:杉山 晋史
美術監督:横松 紀彦
色彩設計:滝沢 いづみ
色彩設計補佐:きつかわあさみ
撮影監督:土本 優貴
編集:榎田 美咲
音響監督:木村 絵理子
オープニングテーマ:Creepy Nuts 『堕天』
エンディングテーマ:Creepy Nuts 『よふかしのうた』
アニメーション制作:ライデンフィルム
登場人物
夜守 コウ(やもり コウ CV:佐藤元)
中学2年生。勉強もまずまずで学生生活を上手にこなしていたが、それに疲れてしまい、ただいま不登校中。そのせいか夜に眠れない日々を送っている。初めて夜に外に出た時、七草ナズナと出会う。女子はニガテだが吸血鬼になるため、ナズナに恋をしようとしている。血が最高に美味いらしい。特技は寝たふり。
七草 ナズナ(ななくさ ナズナ CV:雨宮天)
夜の住人・吸血鬼。とにかく自由奔放。ある夜、コウと出会い「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ」とコウを夜に誘う。コウの血の美味さに感動して、今後もコウの血を吸うことを決める。下ネタが大好きのくせに、恋愛話にはめっぽうヨワい。すぐ照れちゃう。ビール大好き。
朝井 アキラ(あさい アキラ CV:花守ゆみり)
コウと同じ団地に住む中学2年生。コウの幼馴染。早起きのため、夜ふかしのコウと再会。ナズナと夜ふかしした後のコウと会うようになる。
桔梗 セリ(ききょう セリ CV:戸松遥)
吸血鬼。ナズナが人間と仲良くしていると聞き、コウに近づく。仲が悪いのか、ナズナから「クソビッチ」と呼ばれる。恋愛マスター。
平田 ニコ(ひらた ニコ CV:喜多村英梨)
吸血鬼。吸血鬼の存在に詳しい「人間」を増やさないため、コウを吸血鬼にしようとする。眷属を増やすため、人間にモテやすい振る舞いが得意。モテパワーマックス。
本田 カブラ(ほんだ カブラ CV:伊藤静)
吸血鬼。ナズナと仲良くしているコウに興味を持ち、コウを連れ去る。モテパワーマックス。
小繁縷 ミドリ(こはこべ ミドリ CV:大空直美)
吸血鬼。童貞受けがいい。話術によって数々のコミュニティーを狂わせてきた。モテパワーマックス。
蘿蔔 ハツカ(すずしろ ハツカ CV:和氣あず未)
吸血鬼。一人称は「僕」。ナズナのことを「七草さん」と呼び、男女どちらからもモテる。モテパワーマックス。
夕 真昼(せき まひる CV:小野賢章)
成績優秀でスポーツ万能な中学2年生。コウを友達だと思っている。家が花屋。年が離れた女性に片思い中。
秋山 昭人(あきやま あきひと CV:吉野裕行)
セリのことが好きなダルい男。元カノに振られて酔って転んだところ、セリに声を掛けられる。通称「あっくん」。
白河 清澄(しらかわ きよすみ CV:日笠陽子)
出版社で働く24歳。仕事に疲れ切って不眠気味だったが、自称・添い寝屋のナズナに声を掛けられ、ナズナのマッサージの虜に。
鶯 餡子(うぐいす あんこ CV:沢城みゆき)
添い寝屋の客引き中にコウが出会った女性。「探偵」と自称し、秋山昭人を探しているという。実は明確な理由を持って、コウに近づいていた謎の人物。
ストーリーと結末<以下ネタバレ注意>
第1夜
“眠れない”中学2年生・夜守コウは、初めて夜に誰にも言わずに外に出た。昼間とは異なる雰囲気の町中を歩いていると、フードをかぶった年齢性別不詳の人物に声をかけられた。それが吸血鬼・七草ナズナとの出会いだった。
第2夜
吸血鬼になる方法…それは「人が、吸血鬼に恋すること」 コウは、夜の住人・吸血鬼になるため、そしてナズナに恋をするため、今日も夜中にひとり外に出た。ナズナに会うため街を彷徨う。
第3夜
ナズナとの夜ふかし帰りに、幼馴染のアキラに遭遇したコウ。学校に来なくなったコウを心配していたと話すアキラ。再会以降、ナズナと遊んだあとにアキラと会うことが習慣になっていく……。
第4夜
ナズナからキスされた!キスは好きな人同士がする行為…ということは僕はもう、ナズナちゃんのことが好きなのでは!?つまり“吸血鬼を好きになる”という目標は達成された? コウは意気揚々とした気持ちでナズナに会いに行く。
第5夜
ナズナが“添い寝屋”を営んでいることを知ったコウ。正式な衣装だというナース風コスプレ姿のナズナからマッサージを受ける。意外にもツボなどを心得てるナズナのマッサージにリラックスし始めてきたところに、呼び鈴が鳴る……。
第6夜
毎日同じだと飽きちまう!おもしろい遊びを考えた結果、2人でナイトプールに繰り出すことに。 “大人の世界”にのまれ気味のコウをよそに、ナズナは“お酒が飲める!”とテンションが上がり……。
第7夜
急な雨に降られ、高架下で雨宿りをしていたコウ。近くの喫煙所でサラリーマンが女子高生に声を掛け、振られる姿を見かける。コウの視線に気づいた女子高生は「今見てたっしょ?」と声を掛けてきた。
第8夜
ナズナ以外の吸血鬼、セリ、ニコ、ミドリ、ハツカ、カブラと知り合ったコウ。そして、初めて血を吸われてから1年以内に吸血鬼にならなかった人間は、一生吸血鬼になれないということを知り……。
第9夜
セリとカラオケに行くことになったコウ。セリは最近、恋愛感情を拗らせた通称ダル男に付きまとわれているようで、カラオケ中もドア越しに中を覗く人物が現れる。ダル男の存在が面倒になったセリは、殺そうと決意するが……。
第10夜
ミドリに頼まれ彼女の勤務先のメイド喫茶でバイトをすることになったナズナ。コウは客としてナズナの動向を見守っていたが、とある盗撮事件の犯人探しをすることになって……。
第11夜
ナズナに促され、添い寝屋の客引きをしていたコウ。疲れていそうな女性に声を掛け、2人で喫茶店に入る。ふと、その女性の煙草や手袋が気になり、コウは女性に職業を尋ねる。差し出された名刺には“探偵”の文字が……。
第12夜
10年間、血を吸わなかった吸血鬼が餡子によって殺された。餡子に「君は吸血鬼を何も知らない」と言われ、悩み始めたコウ。真昼からは「吸血鬼になって何がしたいんだ?」と問われ、悩みは深まるばかりで……。
第13夜
警察から逃げていたところをハツカに助けられたコウ。ハツカに吸血鬼を殺せる人間がいることを話し、さらに今、吸血鬼になるかならないかで悩んでいることを打ち明けた。一方、ナズナは、ニコ、ミドリ、セリに会っていて……。
アニメレビュー
よふかしのうた 以下が個人的におすすめのポイントです。
①主人公に共感
物語の主人公、夜守コウは中学2年の14歳。告白してきた女子をふったことでその子の友人から攻められ、それをきっかけに不登校になる。それ以来、不眠症になってしまう。ある日、初めて夜に一人で外出した際、吸血鬼の七草ナズナと出会う。そこで昼とは違う開放的な夜の世界と、人間とはちがう自由奔放なナズナにあこがれ吸血鬼になりたいと決心する。
アニメを見ていて、初めて夜に一人で外出した時のことを思い出しました。私も中学生の時に、親に内緒で家を抜け出しては遊んでいました。同じように家をこっそり抜け出した友達と会ったり、当時付き合っていた彼女の家に彼女の手引きで忍び込んだり。
コウのように不登校ではありませんでしたが、こっそり夜に家を出る事は何か非日常であり、中学生時分にはトキメキがあった事を覚えています。今はいい大人なので仕事で午前様になることもしばしば。よふかしのうたを見ていて、何かノスタルジックな思いでコウに共感してしまいます。
②コウとヒロイン ナズナの関係性と行方
ヒロイン 七草ナズナは自由奔放に夜の世界を生きる吸血鬼。無理に人の血を吸う事はなく、添い寝屋として疲れた人間を癒す代わりに内緒で吸血をし、吸血された人間も吸血鬼になることがないという【悪】要素のない吸血鬼。直球な下ネタが好きでコウをからかう半面、恋愛の話になると照れてしまいしどろもどろになる不思議な性格。
本来吸血鬼は自らの眷属を増やすことを目的とするために、他者からモテやすい外見や立ち振る舞いが得意。しかしナズナは外見は良いものの、自由奔放なふるまいのためにこれまで眷属がいない状態です。
コウは吸血鬼になれる方法が、自分が恋をした吸血鬼に吸血される事と知ってナズナを好きになる努力をします。しかし、コウは思春期の男子で人を好きになった事がなく、好きっていう感情がよくわかりません。一方、ナズナも下ネタでは抵抗なくコウをからかうものの、恋話が苦手で好きとか恋とかの話ができません。お互い友達として一緒にいると楽しいと感じているのですが、果たして二人はお互いが望む結果になることができるのでしょうか? 二人の関係性が毎回少しずつ変化していく様が特におすすめです。
③急展開のストーリーと吸血鬼の秘密
アニメでは途中まで登場人物がコウとナズナ、コウの幼馴染の女子アキラとごく限られた人物でストーリー展開していきます。それがコウとアキラ、さらにもう一人の幼馴染でコウのあこがれの真昼の三人で夜の学校に忍び込んだ所から急展開していきます。ここで初めて、コウはこれまで出会った吸血鬼たちと全く異なる、純粋に人間の血を求める吸血鬼に出会います。生命の危機にさらされながらも、謎の探偵 鶯アンコにより吸血鬼は消滅させられます。この体験から、コウは吸血鬼をよく知らなかった事や、自分が本当に吸血鬼になりたいのか迷います。
吸血鬼とは何なのか? 鶯アンコは何者なのか? コウは吸血鬼になることをどうするのか?急展開のストーリーに引き込まれます。
④Creepy Nutsの主題歌とOP/EDのアニメーション
OP主題歌は Creepy Nutsの『 堕天 』
ノリの良いジャズのような主題歌に、流れるようなオープニングアニメーションがとても合っています。すごくおしゃれな感じのOPになっており、気分があがりますね。サビでバーンと落下するシーンの映像と曲歌詞がベストマッチ!
ED主題歌はこちらもCreepy Nutsの『よふかしのうた』
原作がインスピレーションを受けたという歌がEDテーマになる珍しいパターン。元々はオードリーのファンであるCreepy Nutsが、彼等の為に書き下ろした曲ですが、こちらもEDアニメーションとうまく合ってます。
『よふかしのうた』おすすめポイントいかがでしたか。
面白いアニメですので、ぜひ見て下さいな。